「ニットを着ると、なんだか上半身がごつく見える」
「ゆったりニットなのに、なぜか似合わない…」
そんな悩みを抱える骨格ナチュラルさんは多いですよね。
実はその原因、“素材感”と“シルエット”のバランスにあります。
骨格ナチュラルは、骨や関節がしっかりしているぶん、柔らかくフィットするニットだと骨っぽさが際立って見えがち。
反対に、少しハリのある素材や立体的なフォルムを選ぶと、一気にこなれ感と華やかさが生まれるんです。
この記事では、インスタ投稿でも反響の大きかった「OK/NG比較」をもとに、40代・骨格ナチュラルさんがすっきり見えるニットの選び方を、骨格診断士の視点からわかりやすく解説します。
似合うニットを選ぶ5つのポイント
骨格ナチュラルが似合うニットを選ぶポイントを5つご紹介します。
Point1|ハイゲージなら“ゆるシルエット”

薄手のハイゲージニットは、体のラインが出やすくて苦手に感じる人も多いですよね。
骨格ナチュラルさんの場合、肩や腕のフレームがしっかりしているので、ぴたっとしたシルエットだと上半身ががっしり見えやすくなります。
そんなときは、少しゆとりのある“ゆるシルエット”を選ぶのが正解。
ドロップショルダーや、袖や裾に少しボリュームがあるデザインなら、ほどよく抜け感が出て女性らしい印象になります。
Sonny Labelの「サイドスリットハイゲージプルオーバー」は、なめらかな肌ざわりと程よいハリ感で、1枚でも上品に決まる万能ニット。
柔らかなコットンカシミヤ混素材で肌ざわりがよく、ハイゲージながらもほどよくゆとりのあるシルエット。

出典:Rakuten Fashion(Sonny Label サイドスリットハイゲージプルオーバー)
体のラインを拾いすぎず、リラックス感と大人の抜け感を両立してくれます。
Point2|短めニットは“インナー使い”でバランス良く

短め丈のニットはトレンドですが、骨格ナチュラルさんが一枚で着ると上半身がしっかり見えやすいアイテム。
そんなときはジャンスカやキャミワンピのインナーとして重ねる着こなしが◎
体のフレーム感をやわらげつつ、バランスよく見せてくれます。
シックなモカカラーなら甘くなりすぎず、大人の抜け感も演出。
Discoatの「ラメリブショートプルオーバー」は、やわらかなリブ素材で伸びがよく、インナー使いにもぴったり。

出典:Rakuten Fashion(Discoat ラメリブショートプルオーバー)
控えめなラメ感が、シンプルながら大人の抜け感を演出してくれます。
Point3|肩まわりが気になる時は“+ジレ”でこなれ見え

肩や上半身のフレーム感が気になる骨格ナチュラルさんには、ジレ(ベスト)合わせが頼れる味方。
ほどよく肩をカバーしてくれることで、体のラインを自然に整えてくれます。
シンプルなリブニットにジレを重ねるだけで、立体感のある着こなしに。
コートより軽く、季節の変わり目にも活躍する万能アイテムです。
Discoatの「ベスト付マルチウェイセットアップ」は、ゆとりあるサイズ感と上品なツイード調素材で、旬の大人レイヤードが完成します。

出典:Rakuten Fashion(Discoat ベスト付マルチウェイセットアップ)
Point4|腰回りが隠れれば◎バランスが取りやすい

骨格ナチュラルさんは、上半身にボリュームが出やすいので短丈トップスがやや苦手。
でも、腰まわりが少し隠れるくらいの丈感なら安心して着こなせます。
ゆるっとしたシルエットで抜け感も出せるので、今っぽさもキープ。
SHIPS(シップス)の「前後2WAYドルマンフリンジプルオーバー」は、腰丈バランスが絶妙で、カジュアルにもきれいめにもマッチします。

出典:Rakuten Fashion(SHIPS 前後2WAYドルマンフリンジプルオーバー)
Point5|ロゴ入りニットも見逃せない!

カジュアルなロゴ入りニットは、骨格ナチュラルさんの自然体な雰囲気にぴったり。
ロゴの視線効果で上半身の印象を分散してくれるので、シンプルでもおしゃれに決まります。
JOURNAL STANDARD relume の「コットンカシミヤロゴニット」は、柔らかなコットンカシミヤ混素材で肌ざわりがよく、ハイゲージながらもほどよくゆとりのあるシルエット。

出典:Rakuten Fashion(JOURNAL STANDARD relume(ジャーナルスタンダード レリューム)コットンカシミヤロゴニット)
体のラインを拾いすぎず、リラックス感と大人の抜け感を両立してくれます。
まとめ|骨格ナチュラルさんに似合うニットを選ぶコツ
骨格ナチュラルさんは、“ゆるさ”と“リラックス感”を意識することで、ぐっとバランスのとれた着こなしになります。
今回ご紹介した5つのポイントをおさらいすると——
- ハイゲージなら、体のラインを拾わないゆるシルエットを選ぶ
- トレンドの短めニットはジャンスカやワンピのインナー使いで◎
- 肩まわりが気になるときはジレやベスト重ねでバランスアップ
- 腰回りが少し隠れる安心丈ニットでスタイルよく見せる
- 骨格ナチュラルに似合うのは、抜け感のあるロゴニットやカジュアル素材
どれも“頑張りすぎずにおしゃれ見え”するコツばかり。
ニット選びに迷ったときは、まずこの5つを思い出してみてくださいね。
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